■ 簡略な説明

下にだらだら書いてあるキャラクター紹介と、リンクでつながれているものがお持ち帰りフリーになります。
一定時期を過ぎるとリンクを外します。つまり読めなくなります。期間限定だと思って楽しんでください。
キャラクター紹介はいつでもお持ち帰り可能です。
持って行ったよー報告は必要ありませんが、もし展示される際はもらい物だよー表記をしてください。

■ キリ番小説

現在のお持ち帰り可能物

風薫る若葉の君、闇斬る徐跋士に目を付けられるのこと
風薫る若葉の君、月に勾わかされるのこと
風薫る若葉の君、人喰らう鬼に狙われるのこと その壱
風薫る若葉の君、人喰らう鬼に狙われるのこと その弐
風薫る若葉の君、東宮と会するのこと その壱
風薫る若葉の君、東宮と会するのこと その弐
風薫る若葉の君、紅葉の姫神に遇されるのこと

■ キャラクター紹介

「どうやったらお前の目は俺を映すんだ?」
的を射る、そのときにだけはっきりと先を見据え、相対するものと真っ直ぐに向かい合う淡い色彩の双眸。
放たれた矢は的の中心に引き寄せられるように突き刺さり、寸分違わぬ所に乙矢も吸い込まれていく。
嚆矢は乙矢に射抜かれ、真っ二つに割れた。
「見事なんてものじゃないぜ、化け物だ」
弓を引き矢を放つ。
その一連の動作に迷いなどは一切生じず、生み出されるのは清廉な空気。
弓という魔を払うに相応しい道具を用い、その用途どおりに清浄な場を生み出すことができるものは滅多にいない。
「破魔の末裔の力をこの俺に貸せ」
妖を祓い闇を斬る除跋士榛名が目を付けたのは
弓を引くことのみに終始している少年。

「興味本意で引きずり込んだろ。良い迷惑だ」
「お前兄弟子に向かってその態度はなんだよ」
「あいつの力は個人で使って良い範疇を越えてるんですよ」
「この俺が必要としてるんだよ。お前じゃなくて榛名元希が、だ」
「……あんたには相応しくない」
「は?」
「あいつは俺が守るんだよ」
榛名の好敵手かつ後輩の符術師阿部。

「こんばんは、今宵は良い月だね」
「こんばん、は」
「月狂いって、知ってるかな?」
煮ても焼いてもどこも食えない陰陽師、栄口。

「田島、お前誰彼構わず食おうとすんのは止めろって言われたばっかりだろ」
「だってこいつちょーうまそうなんだもんよ!」
「う、うまそう?」
「あーもーどーして大人しくしてらんないかな!」
招雷の鬼、疾風童子などという物騒な名を持つ田島。
見捨てておけば良いものを見捨てずにいるゆえに胃を痛める陰陽師、花井。
朝廷からの監視者、とは名ばかり、貴族の子息、水谷。

「お前、弓だけじゃなくて書ももう少しできないと昇進できないぞ?」
「あ、う」
「まあまあ、そのために泉が来てるんだろ」
「浜田のために来てないことは間違いないな」
同年の家庭教師、泉。
一つ年上の乳兄弟、浜田。

「あ、やかし?」
「……なんで分かったんだよ」
「あ、目、が」
「あーそっかー」
「利央、何してんだ?」
「ぎゃー、準さん!」
「利央、さん」
うっかり三橋に名を知られてしまった天狗、利央。
実は軽い虐めが呪いになってしまった、準太。

「お前らみたいな変な奴らがうようよしてるとこにあいつを行かせるもんか!」
「俺が話をしたいのはお前じゃなくて廉だっつの!」
名門貴族の幼なじみ、叶。

「あの人はお前じゃなくて破魔の力を欲してるだけなんだぞ」
「知ってる、よ」
「ならなんで」
「俺、が、一緒に、いたいから」